施設案内
政策医療の推進と医療の向上に大きく貢献しています。
本院は、政策医療の19分野のうち下記の4分野における専門医療施設と位置付けられています。
医療ネットワークとして機能強化を図りながら、診療、臨床研究、教育研修、情報発信を実施していきます。
1.神経・筋疾患
筋ジストロフィーはじめ神経・筋難病に対して呼吸および循環を中心とした高度な医療を提供しています。
さらに生活の質を高める援助を行っています。
2.重症心身障害
医療、療育、訓練を中心とした高度な医療を提供しています。
また在宅の患児を対象に相談、助言、指導を行うとともに、病棟行事へのお誘いや短期入所も行っています。
3.成育医療(小児慢性疾患他)
「成育医療」とは、ライフサイクルとしてとらえた医療体系、つまり、胎児から始まって、新生児、小児(乳児、幼児、学童)、思春期を経て、成人世代となり次世代を生み出すサイクルにおける心身の病態を包括的・継続的に診る医療のことです。言い換えれば、子どもが健やかに成長と発達を遂げ、次の次世代を生み出していくといった生涯を見据えた医療といえます。そのため、小児科をはじめ、色々な診療科や養護学校での教育システムを利用し、患者さんの成長・発育という流れを途切れさせることのないような総合的ケアが必要になります。
2018年12月8日、成育基本法が可決成立し、特に小児科領域において重視される考え方になります。青森病院では、小児科診療全般・重症心身障害児者医療がこれに相当します。
<教育機関>
青森県立浪岡養護学校(病院隣接病弱養護学校(電話0172-62-6000)が隣接し、当院とは廊下で接続しております。小学部、中学部、高等部があります。普通校から転入学することができます。手続きの詳細については児童指導員にお尋ねください。
4.呼吸器疾患(結核を含む)
結核医療の基幹施設として、高度の結核医療を担当し、DOTSなど保健所と連携した活動が行われています。