発達支援室このページを印刷する - 発達支援室

発達支援室について

<発達支援室>
近年、発達障害児及び発達特性をもつ児の受診が急増する中で、当院においても発達障害(神経発達症)診療の体制を整備・拡充してきましたが、さらに多職種で発達障害診療に関わる事業として「青森病院 発達ネウボラ プロジェクト(Aomori Hospital Developmental neuvola Project:ANP)」を立案し、メインの部署として発達支援室が担っております。
 コメディカルスタッフが充実している当院の機能を生かしながら、確かな質を担保した医療・個別介入・当事者を含めた親子支援等を提供していくことを目的としています。
 
◎発達障害診療
  小児科外来で発達外来を行っています。診察、心理検査、薬剤投与、書類作成等を行っております。
  申し込み窓口等は 発達外来について をご覧ください。
*只今、新規の患者様の受付を一旦を停止しておりますが、大変込み合っておりまして再開の目途が立たない状況です。大変申し訳ありません。(引き続き、浪岡地域のお子さんは受付しております)【2024年4月25日】

◎地域支援
 ・浪岡地域 医療・教育・福祉合同カンファレンス<小学校>
(Joint conference for primary school in Namioka area : JOCS)
  浪岡地域の全ての小学校(浪岡養護学校を含む)、教育委員会、浪岡地域の福祉担当者、相談支援事業所、発達障害者支援センター等に参加していただき、年4回、合同カンファレンスを行って連携しております。
過去のカンファレンスについては JOCS をご覧ください
・浪岡地域 医療・保育・福祉合同カンファレンス (Joint conference for Kids in Namioka area : JOCK)
 浪岡地域の全ての認定こども園、浪岡地域の福祉担当者、相談支援事業所、発達障害者支援センター等、に参加していただき、年3回、合同カンファレンスを行って連携しております。
 過去のカンファレンスについては JOCK をご覧ください
・訪問研修事業  
先生方と学ぶアンガーマネジメント 
アンガーマネジメント キッズ講座
ティーチャーズ・トレーニング
 過去の訪問研修内容については 訪問研修事業 をご覧ください
 ・浪岡地域 保育所等巡回相談支援事業 
    就学前の療育施設が皆無の浪岡地域で、現場で実際に子ども達に関わる園の先生方が非常に困窮・疲弊していることを知り、子どもたちのために少しでも協力して支援できれば、と思い、訪問巡回相談支援事業を立ち上げました。
    詳しくは 浪岡地域 保育所等巡回相談支援事業 をご覧ください
◎家族支援
 ・発達支援Web研修会
   当院では多くの家族の方に、発達に関する知識を学んでいただくために、研修会を企画しております。
詳しくは 発達支援Web研修会(2021年度 2022年度 2023年度 をご覧ください。
・ペアレント・トレーニング
 家族が子育てをグループで学ぶトレーニングです。講義に加えて、ロールプレイや演習を行い、子育てスキルを獲得していきます。他のご家族の方と一緒に、学んでみませんか。
 詳しくは ペアレント・トレーニング をご覧ください。
 ・アンガーマネジメント講座
   アンガーマネジメントは、怒らないことを目指すものではなく、怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らなくて済むようになることを目標とします。日々の生活の中で生じる「怒り」に対しての向き合い方を学び、怒りの感情と上手に付き合うことにより、怒って失敗したり、後悔したりすることをなくすことができます。当院のアンガーマネジメントファシリテーターが保護者向けの内容で行います。講義に加えて演習を行なったり、楽しく学べる内容となっています。
    詳しくは アンガーマネジメント 保護者向け講座 をご覧ください。
◎子ども支援
 ・発達凸凹相談
   公認心理師・臨床心理士による相談です。
発達の色々な特性がベースにあり日常生活や学校生活でのつまずきが増えると、その結果として気持ちの面での不調や自己肯定感・意欲の低下など、二次的な問題を引き起こしてしまう場合があります。
もちろん、発達の特性に対する環境調整や成長を促すサポートも必要ですが、二次的な問題が起きている場合は、それへの対処をすることも大切です。
「発達凸凹相談」では、学習や療育を受けるための土台となる“情緒の安定をはかる”お手伝いをします。
詳しくは 発達凸凹相談 をご覧ください。
・学習支援
   「音読が難しい」「文字が書けない」「ノートの書き写しができない」など、読み書きにつまずきのあるお子さんに対して、必要な検査を行います。お子さんの強みを把握し、姿勢遊び・ビジョントレーニング・目と手の協応遊び・環境や補助具の設定など個々にあった支援内容を組んでいきます。「勉強が嫌い」な気持ちを少しでも自信へ繋がるようにスモールステップで実施していきます。
   学校への訪問支援についても、検討中です。
   詳しくは 学習支援 をご覧ください。
 ・作業療法
   感覚の特異性をもつお子さんには、事前に質問紙に記入していただき、感覚処理の検査を行います。感覚の特異性は「着たいのに服が着られない」「常に動きまわっている」「集団に入ることができない」「感情のコントロールができない」などの日常生活にも直結しますので、早めに対応することが大切です。
   運動の不器用さがあるお子さんには、身体全体を使った粗大運動遊びから行い、指先を用いた教材を使用して、遊びながら運動の学習を行います。運動に自信がないお子さんが多いので、個々のレベルに応じて課題を設定します。「できた!」という経験を積み、自己肯定感をアップさせることを目指します。
   詳しくは 作業療法 をご覧ください。
 ・アンガーマネジメント キッズ講座
   アンガーマネジメントは、怒らないことを目指すものではなく、怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らなくて済むようになることを目標とします。日々の生活の中で生じる「怒り」に対しての向き合い方を学び、怒りの感情と上手に付き合うことにより、怒って失敗したり、後悔したりすることをなくすことができます。当院のキッズインストラクターが行います。講義に加えて、玩具を用いたワークを行い、楽しく学べる内容となっています。
   詳しくは アンガーマネジメント キッズ講座 をご覧ください。

2024年度 発達支援「ペアレント・トレーニング予定表」(対面式です。web形式ではありません)


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