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当院職員による入院患者様に対する虐待事案について
 
 
 今般、当院療養介護病棟において、療養介助員による不適切な介助が自治体より虐待(心理的虐待、身体的虐待、放棄・放置)として認定されました。
患者様とご家族様、関係者の皆様には多大なるご不安やご心配、ご迷惑をおかけし深くお詫び申し上げます。
 なお、本事案の虐待の概要と虐待に関与した職員の懲戒処分の内容については、国立病院機構北海道東北グループホームページに掲載されているとおりです。
これまでも、虐待防止にかかる研修や取り組みを行っておりましたが、不十分であったと痛感しております。この課題を解決するため、自治体からの指導を受けながら、虐待防止対策の強化を念頭に改善計画を策定いたしました。また、再発防止に努めるよう新たに多職種からなる虐待防止対策チームを立ち上げ、当院の虐待防止マニュアルの改訂、虐待通報連絡体制の見直し、心理職による全職員対象の研修会を行っております。
 今後は、患者様およびご家族様の信頼を取り戻すべく、より良い医療・看護・福祉の提供に努めてまいります。
 最後になりますが、今回のことを決して忘れることなく、病院職員一体となって再発防止に真摯に取り組んでまいります。
 
 
令和7年10月31日
 
 
独立行政法人国立病院機構青森病院
院長 髙田 博仁